住吉神社について〜例祭

例祭

蔭祭りは8月6日・7日

8月6日

8:30 御旅所大祭式
11:00 大祭式

8月7日

御神楽奉納(三幕)
午後3時頃
午後5時頃
午後7時頃

本祭りは8月6日前後の金曜から月曜の4日間(3年に1度)

3年に1度の本祭りでは、獅子頭の宮出しや八角神輿の宮出し、神輿を船に乗せて 氏子地域を巡る船渡御が行なわれます。
佃島の中には6本の幟が立てられ、龍虎の獅子頭、黒駒の獅子頭も飾られます。

八角神輿

八角神輿住吉神社の宮神輿は「八角神輿」と呼ばれる通り、八角形をしています。(中央区民俗有形文化財指定)天保9年(1838)に芝大門の万屋利兵衛により製作され、八角形の神輿は関東では珍しく、天皇陛下の御座(高御座)を模したと言われています。昭和37年(1962)までは隅田川へ神輿を担ぎながら入る、海中渡御が行われていました。
平成23年(2011)老朽化に伴い、新たな八角神輿が新調され、以降本祭りでは新しい宮神輿が巡幸しています。

獅子頭

獅子頭宮神輿が渡御する前日に、街々にひそむ邪気を獅子頭で祓い清めます。獅子頭の宮出しは佃住吉講の若衆らによって行われます。(中央区無形民俗文化財指定)
佃島には七対の獅子頭が保存されており、特に「黒駒の獅子」「龍虎の獅子」(中央区民俗有形文化財指定)が有名です。
なお、獅子頭はかつては例祭の時だけはなく、島内に疫病が流行した際にも担ぎ出され、邪気を追い出すために用いられていました。

大幟

大幟3年に1度の本祭りでは、佃島の中に6本の大幟が建てられます。高さ18メートルにも及ぶこの幟は寛政10年(1798)に幕府から建てることを許されたと伝えられています。幟の柱と抱木(だき)は普段は佃川支川(佃堀)に埋められており、祭りの度に掘り出されます。